五戦先勝方式で争われるアメリカスカップ、チームニュージーランドの二勝四敗で迎えた第七戦が終わりました。
アリンギが三連勝の勢いをそのままにカップを防衛するのか、それともチームニュージーランドが流れを取り戻すのか・・・
その第七戦は、今回のアメリカスカップを象徴するような手に汗握るマッチとなりました。
第32回 アメリカスカップ 第七戦 ハイライト動画(09分55秒)- TVNZ one sport (左の動画が表示されない場合は、こちらをクリックしてください) 00:20 スタート約四分前、相手艇より良いスタートを得るために二艇の間で駆け引きが始まります。 04:17 チームニュージーランドとアリンギは、スターボードタックでほぼ互角のスタートを切ります。 04:47 チームニュージーランドは、アリンギの航路を妨害したとしてペナルティの裁定を受けます。 05:47 アリンギは、チームニュージーランドに対し11秒のリードを保って最終マークを回航します。 06:45 アリンギにセール・トラブルが発生します。背後からは、チームニュージーランドが迫ります。 08:30 チームニュージーランドは、フィニッシュライン直前で360度回転のペナルティを解消します。 09:13 ゴール・・・チームニュージーランドとアリンギは、ほぼ並んでフィニッシュラインを超える。 Alinghi win the Cup by one second |
156年の歴史上初めて、ヨーロッパのヨットクラブがアメリカスカップ防衛に成功しました。 健闘したもののチーム・ニュージーランドは、カップを奪取することはできませんでした。 次回もヨーロッパ開催となることから、今回よりも更に商業色が強まることが予想されます。 その方針の違いから、これまで25年間サポートしてきたルイ・ヴィトンが運営から離れるという噂もあります。 個人的には、セーリングを愛するキウイ達の手で開かれるアメリカスカップが好きだったので、少し残念です。 アリンギのカップ防衛から二日後の07月05日、第33回アメリカスカップに関するプロトコルが発表されました。
日本のヨットクラブからの参戦はあるでしょうか。
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